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みなさん、凍みこんにゃくって知ってますか? 一言で言うと、こんにゃくを乾燥させたもの。 この凍みこんにゃく、今は茨城県の北地区、奥久慈で、 数件の生産者が作っているだけとなっている食材なんです。 というのも、 簡単に「こんにゃくを乾燥させる」とは言っても、 限られた厳冬期の時期にしか作れない、 そして、すごく手間ひまのかかる作業なんだそう。 ハガキサイズのこんにゃくを広げて、夜から朝にかけ凍らし、 昼間の直射日光を当ててゆっくり溶かし、そこに水をかけてまた夜にかけて凍らす。 この作業を20日間ほども続けるのだそう。 そうするとこんにゃくから水分が抜けて、 カラカラに乾燥した軽い軽い乾燥こんにゃくが出来上がる。 もともとは農閑期の副業として、昔から作られていたみたいです。 しかし、手間ひまがかかるのもあって、生産者がもう随分と少ないのだそう。 これが凍みこんにゃくです。 NHKかなにかでこの凍みこんにゃくのことが紹介されていて、 是非食べてみたいと。 ネットでは買えるみたいですが、 お店で購入するとなると、問い合わせたところこの奥久慈辺りでしか出回っていないと。 生産者が限られているから、作られている数もかぎられているんだとか。 こうなれば、買いに行こう!!となりまして笑。 というわけで、先日茨城県の北地区にまで買いに行ってきました。 今回の旅は片道3時間でしたよ。 本当は実際に作っている様子、 こんにゃくを乾燥させているところなんかを目にしてみたかったなぁと思うのですが、 さすがにそれは無理でした。 凍みこんにゃくは水で30分ほど戻してから、軽く水けを絞って使います。 なんといっても、食感がすごく面白くって。 スポンジみたいなんです、薄あげに近い、、、かなぁ。。 もともとこんにゃくって、味が染み込みにくかったりしますよね。 でもこの凍みこんにゃくはそれ自体に味はないのですtが、 しっかりと調味料の味を吸ってくれます。 そして、しっかり乾燥させたものなので優れた保存食、というわけです。 凍みこんにゃくを入れた、かやくごはん作ってみました。 細くスライスした凍みこんにゃくがなんとも楽しい食感でいいアクセント。 そんな日の夕食の献立。 かやくごはん お味噌汁 鮭のレモン蒸し ミズナのサラダ でした。 もっといろんなおいしい食べ方見つけたいな。 これだけ手間ひまかけて作られた食材。 おいしく調理して楽しんで食べたいという気持ちも、ひとしお。 味をしっかり吸ってくれるみたいだから、 今度はおいしいお出汁をとった煮物に入れてみようかな。 もう随分と生産者が少ないとのこと。 だけど、昔からずっと作られてきたものは、 途絶えてしまうのはなんだかさみしい気がします。 ずっと作られていてほしいな。
by naturecipea
| 2012-03-08 23:40
| おかず
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